大津司郎ウェブサイト、アントールドフロントライン。アフリカの地平から世界を開く。

活動報告

2007年6月30日

国領のNGOスペース講演『アフリカ紛争を読み解く』

アフリカ、ジンバブウェで活動をしているNGO団体「DADA」のアレンジにより、国領のNGOスペースで『アフリカ紛争を読み解く』というタイトルで講演をさせていただいた。かなりたくさんの方々が見えて、話にも力が入ったかも・・・・、この時は、やはり、アジェンダを軸に話をした。アジェンダとは、日本ではほとんど取り上げられないが世界的には国際問題のスタンダードとして、たびたび取り上げられている、テーマ、課題など。ソマリア(1)軍事的人道介入(2)武装解除(3)メディア問題(4)ブラックホーク・ダウン等々/ルワンダ(1)虐殺(殺しの芸術)(2)ストップ・ザ・キリング(国連PKO/UNAMIR)(3)難民脱出とキャンプ問題(4)虐殺は何処へ行った/コンゴの戦い/スーダン(1)ミリシア&ゲリラ(2)飢餓戦略(food as weapon)(3)石油争奪COLS(人道介入:スーダン生命線作戦)、でもこのスタイルって、皆さん事実経過をそれほど把握しているわけではないので結構難しく、話しのちょっと限界も感じています。

2007年6月19日

アフリカン・フェスタ2007で講演

今日(19日)は、日比谷公園のアフリカン・フェスタ2007で喋る日だ。天気も最高、人でも多い。だが、我が現実、ちっちゃな脳みそは前日夜遅くのアフリカからの帰国、寝不足等もあってか、気持ちの高揚ほどにはほとんどパンパン且つ働いてはいなかった。それに気付かなかったというのも、いかにオレの底が浅いかの証明でもあるのだが・・・・。

タイトルは?ミリシアの大地から?、オレ的にはかっこいいと思うのだが、しかし何処まで通じたかは心もとない。ゲリラ、ミリシアたちの存在、戦いという現実を知らずしてアフリカの紛争、ひいては平和もまた語れないというのがメッセージのメイン・ピラーだったのだが・・・・・

いざ始まると、話がばらばら、滅裂で、かなり焦りを覚えた。なんか頭が引きつっているのだ。やばいなあああと思ったら、すでに時間が来ていた。そういう自分には失望するものだ。

教訓→あんまり格好良く話そうとしたり、振舞ったりすると逆効果だということ、改めて知りました(格好悪い)。

みてきたアフリカの現実、自分のパーソナル・ヒストリー、勉強したこと、事実、伝えたいこと・・・・、これらをインテグリティ(統一感)のなかで、しかもある情熱を持って(あるいはこれはいらないのかもしれないが)語る、伝えるというのは難しい。いつも淡々と伝えたいのだが、それができない、それはつまりテレビ的に言うと、ニュース、ドキュメンタリー、自分という存在の関係、絡みの難しさとも似ている・・・・かも?伝えたいことの半分くらいしかできない。

5月はアフリカ取材と、日比谷のアフリカン・フェスタ講演?で終わってしまいました。熱心に聞き入ってくれた皆様に感謝、多謝です。