大津司郎ウェブサイト、アントールドフロントライン。アフリカの地平から世界を開く。

活動報告

2006年9月

「ゴンベ&セルー(タンザニア)」ツアー

ゴンベは織田さんのロケでも行ったチンパンジーの森(国立公園)だ、セルーは世界遺産にも指定されたタンザニア南部にある世界一大きい国立公園だ。

セルー:首都のダールからチャーター機で約40分、テントロッジは、ルフィジ川が大きく湾曲する地点にある。目の下は直ぐに川だ。あまりにも広大なので一般ツアーように開発されているのは北部のごく一部、そこに象、キリンからライオン,カバ、ワニなどほとんどの動物が棲息している。ぼくとお客さんが2泊したのは、ヒヅン・パラダイス(隠れ家)というギリシャ人のハンターがオーナーのロッジだ。ここの食事は中々良い。サファリは小さな湖を中心にブッシュの森を回る(動物はあまり人馴れしていないのでやや逃げ気味だ)。夕方、ルフィジ川のボートサファリは夕陽が素晴らしくお勧めだ。カバが真近に見える。

ゴンベ:今回も運良くチンプたちと遭遇!ゴンベにはボートに、水から食料の一切、ビールまで積み込んでゆくのだ。煮炊き用の炭も忘れてはならない。コックのレナードの腕はシェフ並だ(織田さんも美味しいと言っていた)。皆も楽しそうだった。ゴンベ・ツアーの魅力はなんといっても山歩きで汗を流した後の、タンガニーカ湖での泳ぎだ。下は砂地で透明度は抜群、泳ぎ疲れて、真っ白い石の上での甲羅干しは最高。ビールがとってもおいしくて、夜空を見上げると無数の星が今にも空から落っこちてきそうだ。また、湖ではダガーと呼ばれる小魚が獲れ、夜になると水平線には無数の漁り火が浮かび上がり幻想的でさえあります・・・・、是非一度お出でください。
*ゴンベでは年によっては隣村で植林もします(森林伐採が進んでいて環境問題もある)