大津司郎ウェブサイト、アントールドフロントライン。アフリカの地平から世界を開く。

活動報告

2006年6月

ウガンダ・タンザニア・ケニヤ綿花調査

6月、70年代にタンザニアのセレンゲティで知り合った奥君と綿花関係の調査旅行をした。奥君は大阪泉州で、タオル製造を行っている。しかし業界不況の折、アフリカが大好きな君はアフリカの綿を使ってタオルを織ることを着想、すでにエジプト、スーダン等の綿で試作品を作っているが、今回はさらにウガンダ、タンザニアのオーガニック栽培の綿で作ることを考えた。

ウガンダでは、すでに有機綿栽培をしている柏田さんという有名な実業家の方のお世話になり、アドバイス、サンプル糸などを頂く(なお、柏田さんは、小説「沈まぬ太陽」にも出てくるある意味、セレブだ)。その後タンザニアに入り、ビクトリア湖近くの綿農家、糸工場などを見た。さらにセレンゲティからゴロンゴロへと抜けナイロビに帰った。ビクトリア湖の水位が下がっていたのが少し気になった。